写真家 ハービー・山口さんにお会いした。
きっかけは日本写真芸術専門学校主催のトークショーに応募したことだった。(オープンキャンパス中のイベントだったのだが、一般の人も参加できるというのが幸運だった。)
写真について僕の中でモヤモヤとしていたものがいくつかあったのだけれど、ハービーさんのお話しでそれらが一瞬にして解決した。
中でも特に強く印象に残ったのが「その人の今後の幸せを願ってシャッターを切る。」という言葉。
僕は写真が好きでポートレートが好きなことも自覚している。でもなぜ好きなのか?これからどういった心持ちで自分は写真を撮っていくべきなのか?
そういった自分の中の霧のような部分をハービーさんが言語化してくれたことで、一気に晴れていったような感覚を覚えた。まさに目から鱗だった。
そして「人生はチャッ、チャッ、チャッ。」
Chanceが来たときにChallengeするとChangeする(自分が変わる)→薬師寺の説法で聞かれたとのこと。
ハービーさんの言葉はひとつひとつが優しくてあったかくて力強い。
トークショー終了後に、神保町のSUPER LABO STORE TOKYOにて開催中のご自身の個展「Tokyo Color_X」に向かわれるとのことで、僕もギャラリーへ。
たくさんお話をさせていただいた。
ハービーさんは本当に優しくて、初対面の僕にも親切に話してくださった。
「アーツさん、1000人目指して頑張ってね。」と、僕が持って行ったハービーさんの著書2冊とギャラリーで購入した個展の写真集にサインもいただく。
さらには僕のカメラでハービーさんを撮らせてもらい、ハービーさんのカメラで僕も撮ってもらった。
そう!この個展会場でもあった「SUPER LABO STORE TOKYO」、初めてうかがったがとても素敵なギャラリーだった。オーナーの男性の方が一瞬コワモテに見えるんだがすごく優しくていい人!(こういうのは嬉しい)
帰り間際、ギャラリーの前でハービーさんが男性の写真を撮るということで(僕も撮らせていただいたイッセイさん)、ハービーさんが撮影している姿を何人かが興奮しながら撮影するという貴重な体験もできた。
写真をもっと好きになることができた1日だった。
ハービーさん、本当にありがとうございました。
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